アジア初開催!ラグビーワールドカップについて

今月から日本で開催され、静岡県でも試合が行われるラグビーワールドカップ。
熱狂に沸く44日間がいよいよ始まります。
今回はアジア初開催となるラグビーワールドカップについてご紹介します。

ラグビーワールドカップとは
15人制ラグビーの世界最強国を決める大会で、サッカーW杯と夏季オリンピックの間の年に4年に1度の頻度で開催されています。第1回大会は1987年、ニュージーランドとオーストラリアの共催で開かれました。第9回大会となる今回は、アジアで初開催となり、ラグビーがより世界に広まり、世界的な競技人口と人気の増加が期待されています。このラグビーワールドカップはTV視聴者数が一大会で累計40億人を超えるビッグイベントで、夏季オリンピック、FIFAワールドカップと並ぶ世界3大スポーツ大会の1つともいわれています。この大会には前回大会の成績によって出場権を獲得している12か国と、地域予選などを勝ち抜いた8か国の計20か国が出場します。ちなみに日本代表は開催国枠ではなく、前回大会の予選プール戦でプール3位に入ったため今大会の出場権を手にしました。今大会は9月20日(金)の日本VSロシア戦を皮切りに、11月2日(土)の決勝戦まで約1ヶ月半、日本全国12会場で全48試合が行われます。世界ランキング1位でW杯2連覇中のニュージーランドは、今大会で3連覇を目指しています。

日本代表はこれまで全ての大会に出場していて、成績はトータル28試合で4勝22敗2分でした。前回大会では過去優勝2回の強豪国・南アフリカに勝利し「スポーツ史上最大の番狂わせ」と世界的に話題となりました。そんな前回大会は予選で3勝するも勝ち点の差で惜しくも予選敗退となりました。自国開催となる今大会では日本ラグビー協会はベスト8を目標に掲げています。前回大会で大きな話題となった日本がどんな結果を残すのか、世界からも注目されています。

予選では4つのプールに分かれ、各プール総当たりで4試合行ない、勝ち点の上位2チーム、計8チームが決勝トーナメントに進みます。日本はプールAで、アイルランド、スコットランド、ロシア、サモアと対戦します。前回大会の予選で唯一黒星を記したスコットランドとの再戦は注目したい試合の1つです。

日本戦日程と静岡開催日程 ( )内は世界ランキング
●日本戦
日本(11) VS ロシア(20)     9月20日(金)東京都・東京スタジアム
日本(11) VS アイルランド(3)   9月28日(土)静岡県・小笠山総合運動公園エコパスタジアム
日本(11) VS サモア(16)     10月5日(土)愛知県・豊田スタジアム
日本(11) VS スコットランド(7) 10月13日(日)神奈川県・横浜国際総合競技場


●静岡開催 小笠山総合運動公園エコパスタジアム
日本(11) VS アイルランド(3)      9月28日(土)  予選プールA
南アフリカ(5) VS イタリア(14)     10月4日(金)  予選プールB
スコットランド(7) VS ロシア(20)    10月9日(水)  予選プールA
オーストラリア(6) VS ジョージア(12)  10月11日(金)  予選プールD