長ねぎ+きくらげ

<長ねぎの栄養素>
古くから薬効成分のある野菜として知られる長ねぎは、薬味としてはもちろん、魚や肉のにおい消しとしても使われています。白い部分には抗酸化作用のあるビタミンC、血行をよくする辛みのもととなる硫化アリルが、緑の部分には、抗酸化作用が期待できるβカロテンや歯や骨の健康維持に役立つカルシウムが含まれています。白い部分と緑の部分では異なる栄養素が含まれているため、なるべく捨てることなくいただくようにしましょう。

<きくらげの栄養素>
古くから食用として親しまれていたきくらげは、他のきのこ類と比べて、ミネラル分である鉄分カルシウムが多く含まれています。また、体内でビタミンDに変化するエルゴステリンが豊富に含まれています。これによりカルシウムやリンなどの吸収を良くすることで、血液がさらさらとなり、血栓を予防することにつながります。他にも疲労回復効果が期待できるビタミンB群ビタミンE、貧血予防が期待できるカリウムなども含まれています。

長ねぎには血行を良くする成分があり、きくらげには長ねぎにも含まれるカルシウムなどの吸収をよくする成分が含まれており、一緒に食べることで血栓予防効果が期待できる組み合わせです。